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市民の役割とは
市民は占い師やほかの役職者と違い、特殊な能力は持っていない普通の人間です。
だからと言って何もしなくて良いわけではありません。
発言から本物の役職者や人狼を推理し、全ての人狼を処刑し市民陣営の勝利を目指します。

市民は何をすれば良い?
能力のない市民に唯一できることは、自分の考察や推理を発言することです。
推理ゲームである人狼では、議論に参加しないプレイヤーは必要ないと判断されることが多く、グレランで処刑される可能性も上がります。
「間違っているかもしれない…」と思って喋らないことは、市民陣営の不利に繋がる訳です。思い切ってどんどん発言しましょう。

怪しまれないような立ち回りとは?
他の役職を騙らない
基本的に市民が他の役職を騙るのはNGです。他のプレイヤーの推理を混乱させてしまう場合があるので、市民は何もカミングアウトしないで推理に集中しましょう。
村スラなどのテクニックがありますが、基本は市民として行動しましょう。
村目線で発言する
まずはしっかり発言を伸ばすことが第一歩です。
間違っていてもいいので、誰が怪しいと思っているのか、自分の考えを言いましょう。
「Aさんと同じ考えです」といった、他の誰かに追従するような発言はよくありません。同じ意見だったとしても、自分の言葉で発言しましょう。
たとえ考察が間違っていたとしても、人狼を見つけ出そうとする姿勢が信用に繋がるので、村からしたら「あの人は村目線で発言してるから市民かな」と思われやすくなります。
時には自分も犠牲になる
誘導が強すぎたり他の意見を聞かないのはNGです。他の人の意見も聞き、冷静に議論を重ねましょう。
生存意欲が高すぎて、処刑先に指定されたときに「自分は村人だから吊らないでくれ!」と頑なに拒むのもよくありません。
潜伏している他の役職者の代わりに、指定させたらおとなしく吊られることも大事です。時には自分の命を犠牲にする必要があることを覚えておきましょう。
市民はどんな発言をすればいいの?
発言例1(初日~)
序盤はまだ市民側にほとんど情報はありません。
初日から「Aさんが怪しい!」などと発言すると逆に怪しまれてしまいます。
初心者は特に、序盤は状況の把握に重きを置きましょう。
慣れてきたら、進行に対する意見も出していきましょう。これらは全体の進行の手助けにもなります。
- 「ミカ占い師把握。対抗は?」
- 「霊能は進行をお願いします」
- 「今日はグレ指定でいいと思います」
- 「狩人は回避しますか?貫通しますか?」
このように当たり前の事を発言するだけでも寡黙吊りを回避できるので、なるべく発言するようにしましょう。

発言例2(中盤~)
ある程度情報が揃ってきたら、把握だけでは発言に中身がないと思われてしまいます。
把握に加えて、占い・霊能結果、襲撃から読み取れることを発言していきましょう。
余裕があれば他の人たちの発言も見返してみましょう。。
- 「占い師のジェシカに白だしされたけど、狂人とみてる。まだ完全には信用してないよ。」
- 「ヒューはずっとマイクと意見を合わせているので怪しいと思った。」
- 「疑われているゲイルが必至すぎるところが人狼っぽいと思った。」

村スラって何?したほうが良いの?
村スラとは、初日に市民が占い師や霊能者を騙り、その後COを撤回して村人にスライドすることです。
メリットとしては人狼陣営を欺き、占い師を確定できる可能性がある、ということです。
簡単に説明すると、
- 初日のCOの段階で本物の占い師と、市民の2名が占い師がCO。
- それを見た人狼が占いCOの内訳を真と狂だと誤認し、占いCOせずに潜伏。
- 占いCOが出揃った後にCOを撤回し市民にスライドすることで、人狼陣営を欺くことができる
といった感じです。これは狂人目線からも同じことが言えます。
「人狼が占い師の対抗として出たのでやめておこう」という考えに至ります。
人外側の騙りを抑制できることが最大のポイントになります。
村スラのデメリットもある
村スラは人狼もスライドする可能性があるため、村スラしたプレイヤーは高確率で処刑される流れがあります。
成功して占い師が真確定すれば霊能や狩人の保護にもなりますが、失敗した場合は吊りを1回分無駄にすることになります。
また村スラした時点でほぼ狩人ではないことが人狼に透けるため、狩人の潜伏幅を狭めることにもなります。(狩人が村スラする場合もまれにあります)
市民騙り自体を嫌うプレイヤーも一定数おり、故に市民騙りが禁止になっている部屋もあります。
場が荒れる原因にもなりますので、参加の前にルールはしっかり確認しましょう。

発言が多いと噛まれる可能性が高くなるってホント?
事実、寡黙な人はグレランで吊られることが多いのでわざわざ人狼が噛むことはそうありません。
そういう意味では、発言が多いと噛まれる可能性が高くなるというのは本当です。
よく発言する人=頭がキレるイメージがあるので、人狼側は早めに噛みたいと考えます。
しかし市民になったプレイヤーは、噛まれることも仕事のうちです。
狩人の代わりに噛まれれば、その分市民側は有利になります。
役職を持っていそうな雰囲気を出して、むしろ噛まれるための立ち回りも時には必要となります。

まとめ
市民というと「何も能力が無くてつまらない」という人も多いと思います。
確かに占い師のような花形役職に比べれば地味ではあります。
しかし占い師も、市民に信じてもらわなければ意味がありません。
市民一人ひとりの考察が最終的に勝利に繋がることを考えれば、市民こそが人狼ゲームの主人公と言えるでしょう。
市民として考察を重ねることは、ゲームのスキルアップにもなります。
考察力が身につけば市民という役職を「楽しい」と感じることができます。
みなさん頑張ってください!
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