超おすすすめ!面白い音楽系マンガ特集!【涙あり、笑いあり、感動あり!】

今回の漫画のテーマは音楽。

音楽をやっていた人も、やっていなかった人も楽しめるものを選んでいます。

当然、音楽を中心としたストーリーですが、主人公や周りの人間模様は読んでいて楽しいですよね。時間を忘れて徹夜してしまう事もしばしば。。

という事で、有名どころからマイナーどころまでおすすめの音楽系漫画をご紹介していきます。

では早速!

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デトロイト・メタル・シティ/若杉公徳

デトロイト・メタル・シティ 全10巻(完結)

出版社 :ヤングアニマル(白泉社)

ジャンル :ボーカル・ギター・デスメタル

属性:ギャグ系・勘違いされる系

【あらすじ】

主人公のクラウザーこと「根岸」はオシャレなポップバンドがやりたかった。しかし気持ちとは裏腹に何故かデスメタルバンドでデビューしてしまう。

その葛藤を胸に秘めながら物語は進んでゆくが、そのデスメタルバンドがカリスマ化し、どんどん根岸の夢は遠ざかってゆく。

感想
「エリートヤンキー三郎」にも似たストーリー展開がめっちゃ面白い。

本人の意思とは裏腹にデスメタル界でカリスマに。メイクをしてない普通の「根岸」にファンは気づかず、ボロカスに扱われたり。

非常にテンポが良く、気軽に笑える作品です。

BLUE GIANT/石塚真一


BLUE GIANT 全10巻(完結)※続編あり
出版社 :ビッグコミックス(小学館)

テーマ :JAZZ・バンド・サックス

ジャンル:感動系・青春系・根性系・人間模様系

【あらすじ】
主人公の宮本大という青年が初心者からサックス奏者への道を目指す過程を描いた作品。

大は努力家で実直、ジャズへの熱意は本当に熱く、最初はひとりぼっちで来る日も来る日も川原でサックスをひたすら吹き続ける。

やがてジャズバーに出入りするようになり、様々な人との出会いで成長していき、大は次第に周囲にその才能を認められていく。

感想
大の素直で曲がったところが無い、実直な姿に心打たれます!

漫画なので音楽が聴こえてくるわけはないのですが、大がサックスを演奏しているシーンは本当に音が聴こえているかのような迫力があり、完全に飲み込まれます。

描かれる人間模様も味があって、少し擦れてしまった大人にこそ読んで欲しい作品です。


BECK/ハロルド作石

BECK 全34巻(完結)

出版社 :月間少年マガジン(講談社)

テーマ :バンド・ボーカル・ギター

ジャンル:青春系・軽いギャグ系・根性系・人間模様系

【あらすじ】
平凡でつまらない毎日を過ごしていた少年コユキこと田中幸雄。不思議な犬がきっかけで南竜介に出会い、ギターとロックの世界へと次第に引き込まれていきます。

やがてはBECKという名のバンドの一員になり、悩みながらもまっすぐに音楽へと向き合っていく一人の少年とバンドの成長を描く物語。

感想
どこにでもいそうな主人公コユキが少しずつ才能を開花し一人の大人になっていく姿がいいです。

またバンドのメンバーや取り巻く人物達も個性的で、彼らが起こす化学変化も魅力的。

数々のライブシーンは毎話楽しみで、ページをめくるごとに声がバンドの音が聞こえてくるようで圧巻です。

歴代のロックミュージシャンが出てくるところも音楽好きにはたまらないです。漫画の常識をやぶる大好きな作品です。


のだめカンタービレ

のだめカンタービレ 全25巻(完結)

出版社 :Kiss(講談社)

ジャンル :指揮者・ピアノ・クラシック

属性:軽いギャグ・恋愛系・ほのぼの系

【あらすじ】

ドラマや映画化もされている超有名作品。

クラシックの指揮者を目指す「千秋」と、美しいピアノの音色を奏でる「のだめ」

性格は対照的だが、クラシック音楽を通じて互いに成長していきます。

感想
所々笑いの要素が散りばめられてられ、読んでて飽きないです。男女共に楽しめます。

おおざっぱなのだめと、繊細な千秋の掛け合いがなんとも微笑ましいです。


ピアノの森/一色まこと


ピアノの森 全26巻(完結)

出版社 :モーニングコミックス(講談社)

テーマ :ピアノ

ジャンル:感動系・青春系・人間模様系

【あらすじ】
素晴らしいピアノの才能を与えられながも、家庭環境でその才能が埋もれそうになっていた主人公の少年「カイ」

ひょんな事からカイのピアノの才能に気付いた、大事故でピアニスト生命を失い、失意の人生を送っていた元・スターと共に世界を目指す事となります。

幾多の困難にもみくちゃにされながらも、カイが沢山の人々に支えられ、強く美しく成長し、戦い抜いていく物語です。

感想

才能のみで音楽の世界へと飛び込んだカイを待ち受けるのは、理不尽な差別意識。

それをものともしない「カイ」の強さには見ていて惚れ惚れしてしまいます。

天才カイと個性あふれるライバルたちが、物語の中で一緒に成長していく展開は、読み始めたら止まらなくなります。


SOUL CATCHER(S)/神海英雄


SOUL CATCHER(S) 全11巻(完結)

出版社 :週刊少年ジャンプ(集英社)

テーマ :指揮者・サックス・吹奏楽

ジャンル:青春系・人間模様系・特殊能力系

【あらすじ】
人の心が見える少年、神峰 翔太(かみね しょうた)は鳴苑高校に通う高校生。

特殊な能力を持ちながらも、人は本心を指摘されると激怒したり、逆に傷つけてしまうといった自身の経験から、自らの能力を卑下し、他者との接触を避けていた。

そんなある日、刻阪 響(ときさか ひびき)という吹奏楽部所属のサックス奏者と出会い、彼と共に響の幼馴染の心を救う。

自身の能力が初めて誰かの役に立つことを知り、響に誘われて、吹奏楽初心者である翔太は吹奏楽部で指揮者を目指すこととなる。

一癖も二癖もある吹奏楽部メンバーと共に全国を目指す物語です。

感想
学生時代、吹奏楽部であった人もそうでなかった人も楽しむことができある漫画です。

仲間もライバルも皆、それぞれに悩みを抱えていて、その心が見ることができる主人公。

個々の心の形が個性豊かに視覚化されて、読んでいてとてもわくわくできます。


四月は君の嘘/新川直司

四月は君の嘘 全11巻(完結)

出版社 :月刊少年マガジン(講談社)

テーマ :ピアノ

ジャンル:感動系・青春系・恋愛系

【あらすじ】
母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなってしまった天才ピアニストの有馬公正。

塞ぎ込んでいた彼の心が、天真爛漫なヴァイオリニスト、宮園かをりとの出逢いをきっかけに、ゆっくりと心が解放されていく。

感想
中学生ながらの揺れ動く不安定な心情を表現している漫画です。

漫画であるために音は聴こえないはずが、不思議と音楽が耳に流れてくるくらいに、圧巻の表現力がありました。

言葉なしでもキャラクターの感情や体調の変化が伝わります。

青春を感じる描写が多く、ラストは涙なしで見ることができません!

周りに自信を持って勧められる、心が洗われる清らかな感動的な作品だという印象です。

オルフェウスの窓/池田理代子

オルフェウスの窓 全9巻(完結)

出版社 :週刊マーガレット(集英社)

テーマ :ピアノ

ジャンル:シリアス系・人間模様系・裏切り系

【あらすじ】
ユリウスは、アーレンスマイアー家の跡取りを狙う母に、男として育てられた女子。

ピアノ教育を受けていたため、アーレンスマイアー家に来てから、音楽学校に通います。

悲恋になると言われる学校のオルフェウスの窓で「クラウス」や「イザーク」と出会う。

感想
世界大戦、ロシア革命と、池田先生ならではの歴史の流れに翻弄されるストーリー。

「クラウス」はロシアスパイとして、「イザーク」は苦悩も本物のピアニストの作曲家として、ハラハラする映画並な展開。

たくさんの名曲や、登場人物たちの音楽家らしいエピソードが記憶に残る名作。

心底音楽好きで、漫画家として大成功しながら音大を卒業された池田先生ならではの大作。

DRAGON VOICE/西山優里子

DRAGON VOICE 全11巻(完結)

出版社 :週刊少年マガジン(講談社)

ジャンル :アイドル

属性:青春系・人間模様系

【あらすじ】
ダンスの模写がとても上手い天海凛はやることがなく、路地でダンスやアイドルの写真を売ったりして日々を過ごしていました。

ひょんなことから4人組アイドルと知り合いますが、凛には「声がもの凄くしゃがれている」という大きな欠点があり、歌の活動は出来ないと思っていたが、彼の才能を見抜いた人達により、彼の運命は大きく変わっていきます。

感想
音楽活動をしているアイドルの話ですが、グループ全員に大きな特徴をもっており、それが物語を盛り上げていきます。

特に主人公の凛がしゃがれ声になってしまったエピソードはよく考えてあるなと思いました。

また、芸能界の色々な形も見れるので、華やかな裏にある争いなど見ていて飽きない作品です。


日々ロック


日々ロック 全6巻(完結)

出版社 :週刊ヤングジャンプ(集英社)

ジャンル :ギター・ボーカル・バンド

属性:人間模様系・軽いギャグ系・青春系

【あらすじ】
主人公の「日々沼 拓郎」はいわゆるいじめられっ子キャラ。女の子にもモテず、外見もぱっとしないが、心には「ロック」が宿っている。

そんな拓郎が、感情をむき出しのライブをする度に共感する人達が増え、やがてロックバンドを結成して「ロックスター」を目指す物語。

感想
めっちゃ面白い。ロックとバカは紙一重であり、下品な部分が「拓郎」の良さを引き立てています。読み始めると続きが気になってしまいます。

ちょいちょい感動するような場面も散りばめており、共感してしまう部分もありました。ぜひ読んでみてください。

金色のコルダ/呉由姫


金色のコルダ 全17巻(完結)

出版社 :LaLa(白泉社)

ジャンル :クラシック・ヴァイオリン

属性:シリアス系・青春系・人間模様系・恋愛系

【あらすじ】
主人公、「日野 香穂子」は、自身の通っている私立星奏学院で、ある日学院に住みつく音楽の妖精リリに出会う。

そして、それまで音楽とは無縁の「香穂子」だったが、年に一度開かれる校内コンクールに出場することになり、音楽の道へと進んでいくことになる。

そのなかで、音楽科の人たちと関わり合い、香穂子の恋愛関係や友情関係が音楽と共に動いていくのである。

感想
音楽とは無縁だった「香穂子」が音楽の楽しさを知っていき、コンクールを目指したりする姿はとても感動できます。

作中で出てくる音楽も、実際のクラシックだったりするので、読んでいてクラシック音楽の知識が増えました(笑)

もともと原作が乙女ゲームなので、恋愛要素が多めの漫画になっています。


ましろのおと/羅川真里茂

ましろのおと 全11巻(完結)

出版社 :月刊少年マガジン(講談社)

ジャンル :津軽三味線

属性:感動系・シリアス系・人間模様系

【あらすじ】
主人公の澤村雪(せつ)は津軽三味線奏者。素晴らしい奏者だった祖父の影響で子供の頃から津軽三味線を弾いていた。その祖父が亡くなってしまったのをきっかけに地元の青森から東京にあてもなく飛び出す。

東京に来たものの行くところもない雪と偶然出会ったアイドルを目指すユナに助けられ一緒に生活し傷が癒やされるも彼女は夢破れ去ってしまう。

その後、通い始めた高校の津軽三味線愛好会の助っ人をすることになり、そこで新たな人たちとの出会いを経て成長していくのでした。

感想
この話は何度読んでも面白い作品です。

津軽三味線のことを全く知らない人でも読んでいくうちに詳しくなれたり、飄々としているように見える主人公の雪も実は胸に熱いもの秘めていたり悩んでいたり高校生らしい姿に共感できる部分も出てきて思わず応援してくなってきます。


ラブライブ!


ラブライブ! 1~5巻(連載中)

出版社 :電撃コミックス(アスキー・メディアワークス)

テーマ :アイドル

ジャンル:青春系・シリアス系・根性系

【あらすじ】
東京にある学校・音ノ木坂学院は、生徒数の減少から閉校することが決まってしまう。

主人公の高坂穂乃果は、学校の閉校を撤回するために、スクールアイドルを始めることに。

彼女の意思に賛同し、徐々に集まっていく仲間たち。立ちふさがる様々な困難に立ち向かいながら、果たして彼女たちは、学校を救うことはできるのだろか?

感想
漫画版は、アニメとは全く異なる、もう一つのラブライブ!です。

ストーリーもキャラ設定も、一部の共通設定を除けば、全くの別物といっていいものとなっています。

アニメ版とは比較にならないほどの困難が襲い掛かるシリアスなストーリーで、何度もくじけそうになってもそれをはねのけて少しずつ前へ進む彼女たちの姿には、何度も共感させられました。

困難に立ち向かうことへの勇気を与えてくれた作品です。

いつもポケットにショパン/くらもちふさこ

いつもポケットにショパン 全5巻(完結)

出版社 :別冊マーガレット(集英社)

テーマ :ピアノ

ジャンル:感動系・青春系・人間模様系

【あらすじ】
幼馴染の「麻子」と「きしんちゃん」。ふたりとも母親がピアニストだが、全くタイプの違う母たち。

「麻子」の母は厳しく、ミスも許さない完璧主義な母。それに対し「きしんちゃん」の母親はとても優しく、「麻子」にも優しい。

そんな「きしんちゃん」は、列車事故でお母さんを亡くし傷心で帰国する。

そこから物語は波乱を巻き起こしていく

感想
主人公たちが挑戦する、ショパンの楽曲を絡めた心情エピソードがちりばめられています。

かなり古い漫画ですが、今でも色あせないストーリーはさすがです。

ピアノを習ってたり弾いたりしてた人は、読んだら止まらなくなってしまいます(笑)

少女漫画ならではの繊細なタッチで描かれたピアノ漫画です。


青空エール/河原和音

青空エール 全19巻(完結)

出版社 :別冊マーガレット(集英社)

ジャンル :トランペット・吹奏楽

属性:恋愛系・青春系

【あらすじ】
主人公つばさは小学生の時にテレビで甲子園中継を観て、応援席で奏でられたトランペットに感動し、野球と吹奏楽の名門白翔高校に入学します。

吹奏楽部の顧問の先生に、入部テストとして固い風船を膨らませるように言われ、中々膨らませることができません。

そんなつばさに、同じクラスで野球部員の大介が励ましてくれてー。爽やかな青春部活漫画です。

感想
最初は練習が厳しくてつばさが心配になったり、同じトランペットパートの同級生や先輩と打ち解ける過程でよかったね、と思ったり。

つばさの高校3年間を見守るために読んでいたと言っても過言ではありません。つばさはそれだけピュアで頑張り屋です。

もちろん吹奏楽部のメンバーも皆応援したくなり、特に最終巻の全国大会が一番印象に残っています。読み終えた後は、とても晴れやかな気持ちになります。


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