「裏社会・アウトロー・暴力系」のおすすめ漫画を紹介したいと思う。

今回は、おすすめの「裏社会・アウトローマンガ」を選んでみました。

裏社会系漫画の醍醐味といえば金・女・ヤ〇ザや暴〇ですよね。

極道が正義でもあり、警官が悪でもある。

世の中の常識では考えられない世界が垣間見えたりもします。

読むととても勉強になります(笑)

裏社会系の漫画を選ぶ際の参考にどうぞ!

面白い「裏社会・アウトロー」漫画

土竜(モグラ)の唄 /高橋 のぼる

土竜の唄(連載中)57巻

出版社:小学館

暴力:★★★☆☆

ハマリ度:★★★★★

勉強になる:★★★☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
スピリッツで毎週購読していますが、毎回楽しみな展開です。

警察官の菊川が、暴力団に潜入捜査するストーリーです。

とにかく絵に迫力があり、女性が綺麗。映画のPVでも話題になった、裸で車のボンネットに乗せられ疾走する姿は圧巻です。

ところどころギャグもあり、決めるとこは決める所が読んでて癖になります。あっという間に一巻読み終わってると言うこともよくあります。

ドンケツ/たーし

ドンケツ(連載中)24巻

出版社:少年画報社

暴力:★★★★☆

ハマリ度:★★★★★

勉強になる:★★☆☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想

主人公の通称「ロケマサ」は昔、対立するやくざの事務所にロケットランチャーをぶっ放した事からそう呼ばれてきました。

とにかく喧嘩が強くて他の組のヤクザはロケマサに圧倒されてしまいます。

常に問題を起こし不器用で荒っぽいヤクザなのですが、筋が通らない事は嫌いで男気があるヤクザです。

どんなに格上のヤクザでもぶん殴ってしまったり、権力に屈しないところが見てて痛快です。

ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―/神崎 裕也

ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―(完結)全24巻

出版社:新潮社

暴力:★★☆☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★☆☆☆

読みやすさ:★★★★★

ストーリーと感想

警察官である「龍崎イクオ」と暴力団である「段野竜哉」

昔からの友達であるこの二人が互いに手を取り「結子先生」を殺した犯人を捜していく物語。

「結子先生」を殺した犯人を捜す以外にも事件が起こりますが、表のルートと裏のルートから犯人を見つけ出すシーンは鳥肌もんです(笑)

作画もキレイでテンポが良く、とても読みやすい漫画です。


囚人リク/瀬口忍

囚人リク(連載中)既刊36巻

出版社:秋田書店

暴力:★★☆☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★☆☆☆

読みやすさ:★★★★★

ストーリーと感想

ある日突然隕石が落ちて東京が壊滅状態になった。

両親を失った主人公の「リク」は、壊滅状態のスラム街で慕っている警察官のおじさんと共に過ごしていた。

ある日、警察官のおじさんが警視総監である「鬼道院」に殺される。

「鬼道院」の悪行を公の目に晒そうとしたが、リクは返り討ちに遭い「極楽島特級刑務所」に送られる。

リクは刑務所の中で様々な仲間と信頼関係を築き、拷問などに耐えおじさんの敵討ちをする為に「極楽島特級刑務所」から脱走する事を決意する。

ストーリーが分かりやすいので、読み疲れしないでどんどん読めてしまします。

悪に屈しないリクの性格を応援したくなります。


Heat―灼熱-/武論尊

Heat―灼熱-(完結)全17巻

出版社:小学館

暴力:★★★☆☆

ハマリ度:★★★☆☆

勉強になる:★★☆☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想

東京歌舞伎町で生きる唐沢と彼を取り巻く人々の物語。

唐沢にとって相手が素人だろうとヤクザだろうとモットーは「気に入らないヤツは殴る」

数多くある裏社会ものの中でも、ヤクザでもマフィアでも半グレでもない存在は珍しいですね。

その中でも、仲間を大事にし仲間のために暴力の世界に身を投じる「唐沢」の魅力は読者を惹きつけます。

極悪がんぼ/田島 隆(原作) 東風 孝広(作画)


極悪がんぼ(完結)全16巻

出版社:講談社

暴力:★★★☆☆

ハマリ度:★★★★★

勉強になる:★★★★★

読みやすさ:★★★☆☆

ストーリーと感想
しがない高校中退の主人公神崎守が、ビッグになるため裏社会の仕事に手を染める物語です。

主人公の「神崎」は友人に騙され多額の借金を背負わされる。

そこで事件屋とよばれる組織に入り、しのぎを削って借金を返していきます。

本職のヤクザではないものの、法の抜け穴をかいくぐった金儲けの方法や、裏社会の人間の恐ろしさがリアルに描かれていて読んでて楽しいです。

一度読んだらハマること間違いなし。

ミナミの帝王/天王寺 大(原作)郷 力也(作画)


ミナミの帝王(連載中)147巻

出版社:日本文芸社

暴力:★★★☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★★★☆

読みやすさ:★★★☆☆

ストーリーと感想
大阪のミナミでどんな人間にでも10日で1割の金利で金を貸す高利貸しの「萬田銀次郎」

金を貸している者からきっちり取り立てをしながら、時には債務者に協力したり、人情味があったりするのも憎めない理由です。

ただの借金の取り立て漫画ではなく、今を取り巻く現代社会の闇(交通事故保険、バブル崩壊、派遣切り、パチンコ裏ロム、奨学金問題、闇金融など)を明確に取り上げており、社会問題も勉強できる作品です。

 

無頼伝 涯/福本伸行


無頼伝 涯(完結)全5巻

出版社:講談社

暴力:★★★☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★★☆☆

読みやすさ:★★★☆☆

ストーリーと感想
福本伸行が少年マガジンで連載していた作品です。

孤児である工藤涯が、ある人の罠にはまって冤罪を着せられる。

捕まって送られた場所は暴力が支配する「更生施設・人間学園」

そこから無実の証明と学園からの脱出を目指す物語。

「俺は一人で生きていく」という考えだった涯だったが、人間学園で出会った仲間に「人間には時として助けが必要である」という事を教えてもらいます。

5巻完結で読みやすいです。

新宿スワン/和久井健


新宿スワン(完結)全38巻

出版社:講談社

暴力:★★★★☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★☆☆☆

読みやすさ:★★★☆☆

ストーリーと感想
日本一の繁華街である新宿歌舞伎町を舞台に繰り広げられるスカウトサバイバル。

喧嘩以外取り柄の無いこの漫画の主人公である「白鳥タツヒコ」がふとしたキッカケによりマコと出会い、スカウトマンとなる。

「マコ」の過去や仲間の闇、謎だらけの夜の世界を拳一つで変えようと様々なトラブルに立ち向かって行く。

会社の為、仲間の為、愛する女の為何事にも立ち向かっていく主人公だが、自分の力の無さを実感させられる程の強大な闇が歌舞伎町に存在している事を知る。

闇金、詐欺、薬物で汚れきった歌舞伎町で更に強大な力を持っていくヤクザとスカウトマンのサバイバルが見どころです。

静かなるドン/新田たつお


静かなるドン(完結)全108巻

出版社:実業之日本社

暴力:★★☆☆☆

ハマリ度:★★★☆☆

勉強になる:★★★☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
近藤静也は昼は女性ものの下着をデザインするしがない会社員として勤めていますが、夜には新鮮組の長として1万人の子分をまとめあげるという二束わらじの生活を送っています。

一般人としての生きる面と、ヤクザの親分として生きる面の両方を併せ持つことから苦悩する人生について描かれています。

中でも静也が思いを寄せる秋野が彼の運命を良くも悪くも惑わせます。昼は彼女の同僚として接していますが、夜に彼女の身に危険があったときに助けたことから、ヤクザとしての静也に好意を持たれるようになります。

静也の冴えない部分と硬派な部分、表裏一体なところが魅力的でおすすめです。

殺し屋1(イチ)


殺し屋1(イチ)(完結)10巻

出版社:小学館

暴力:★★★★★

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★☆☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
ヤクザが蔓延る新宿歌舞伎町を舞台としたヤクザを狙う殺し屋の話です。

主人公のイチは普段は臆病な青年なのですが、過去に虐められたトラウマを持ち、泣きながら人を殺してしまうドSの凄腕の殺し屋でした。

特に、垣原との対決での拷問の描写は読んでるこっちが思わず目を瞑りたくなる程痛々しい描写ばかりであり、グロ注意です(笑)

裏社会をテーマとしたストーリーも分かりやすく、面白いです。

サンクチュアリ/史村 翔(原作)池上 遼一(作画)


サンクチュアリ(完結)全12巻

出版社:小学館

暴力:★☆☆☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★★☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
様々な政治家や暴力団の思惑が絡む政界を、カンボジアで生きるか死ぬかの幼少期を送った「北条彰」と「浅見千秋」が世の中を変えるために政治家極道の表と裏の面からのし上がっていく漫画です。

極道となった北条はとても強かなな切れ者として周りの武闘派ヤクザや警察を自分の夢に巻き込みます。

一方浅見も政治家となり腐敗しきった政治家達に強い意思で自分と共に夢を歩もうと周りの人間の心を動かしていく、対の立場である二人が同じ目的を歩み、とても魅力に溢れた人物として描かれます。

二人の描く将来の日本は、必死で生きてきた二人にとっての聖域(サンクチュアリ)なのです。

ギフト±/ナガテユカ


ギフト±(連載中)10巻

出版社:日本文芸社

暴力:★★★☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★☆☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
主人公の女子高生・鈴原環。

通っている学校でも少し浮いている印象の彼女には、裏の顔がありました。

その裏の顔とは、殺人や強盗などを行った後でも、後悔や反省の念がなく生かしておく余地なしとされた凶悪な犯罪者の臓器を解体し、正規のルートでは臓器移植ができずに困っている人々に対して、いわゆる非合法の臓器売買を行うメンバーの1人。

需要があるから、供給があるー。果たして環たちの行動は善か、悪か。

そんなことを考えさせられる作品です。

クロサギ/夏原武(原作)黒丸(作画)


クロサギ(完結)全20巻

出版社:小学館

暴力:★☆☆☆☆

ハマリ度:★★★☆☆

勉強になる:★★★★☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
詐欺師相手に詐欺を働く、通常『クロサギ』である黒崎高志郎。

彼はある過去の事件が原因で、この世の中にはびこるすべての詐欺師を騙して潰すことを目的に、詐欺師相手の詐欺を生業にしていた。

同じアパートに住んでいる大学生・吉川氷柱との恋愛関係や、そもそも黒崎が詐欺師相手に詐欺を働くきっかけとなった相手への復讐、そして黒崎に詐欺師の情報などを提供する商売人・桂木との並々ならぬ関係など、読みどころが満載の漫画です。

怨み屋本舗


怨み屋本舗(完結)20巻

出版社:集英社

暴力:★★★★☆

ハマリ度:★★★☆☆

勉強になる:★★★☆☆

読みやすさ:★★★☆☆

ストーリーと感想
法律では裁けない、あるいは法律での罰では飽き足りないような憎い相手を地獄に落とす「裏稼業」の構成員を主人公にした作品です。

単なる復讐者とは異なり、時には依頼者を地獄に落としたり、多くの裏稼業キャラの「プロ意識」とは掛け離れたところで職業を展開しており、まったく油断がならないという特徴があります。

そのためストーリー展開を予想するのが難しく、読者にとっては他にはない驚きのあるストーリー展開ということになることが多いですね。魅力的なキャラも高評価です。

一話完結の物語が多いので、何巻からでも読みやすいです。

ナニワ金融道/青木雄二


ナニワ金融道(完結)全19巻

出版社:講談社

暴力:★☆☆☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★★★★

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
青木 雄二氏による金融ものの大ヒット作品です。

他にも様々な作品がありますが、青木氏の実体験がにじみ出るような超リアリティある描写と、そこから展開されるお金の怖さが分かる物語が強烈な人気を呼びました。

絵柄はかなりシンプルですが、それだけに作品の説得力が強調されていますね。

一方で、お金を貸す側をヒーローとはしておらず、お金を借りる側をしたたかな悪者ではなく弱者として描くなど、よりリアルに寄せた力関係も見ることができます。

銀と金/福本伸行


銀と金(完結)全11巻

出版社:双葉社

暴力:★☆☆☆☆

ハマリ度:★★★★☆

勉強になる:★★★★☆

読みやすさ:★★★★☆

ストーリーと感想
漫画「銀と金」は福本伸行先生が得意のギャンブル勝負を描いた漫画です。

登場するギャンブルは競馬、ポーカー、麻雀などですが、福本氏独特の対戦時における心理描写はこの作品でも健在です。

主人公は裏社会のフィクサー平井銀二と森田鉄雄ですが、この2人のキャラクターの違いが面白いですね。

平井銀二は裏社会の本物の悪党という感じですが、森田鉄雄はどこか純粋なところもあり損得抜きの行動をとることも多いです。

森田鉄雄のギャンブルに対する考え方はなかなか本質をついていると思います。

ギャンブル好きな方には読んでいただきたい作品です。

まとめ

裏社会・アウトロー漫画は刺激的で面白いですが、自分がそんな目に遭ったらと思うとぞっとします。

非日常だからこそ読んでて面白いと思うのも確かですけどね。

こんな青春時代じゃなくて良かった(笑)

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